2005年9月27日(火)
シグマ



手軽なブログにばかり書き込んでしまって、こちらに書くことがありません。
とりあえずレンズを買った報告でもしておきましょう(笑)
シグマの10-20mmズームです。

シグマのレンズは以前購入したものはどれも気に入りませんでしたが、最近のは悪くないですね。
広角の割りに非常にシャープです。
色はニコンとだいぶ違いますが、後からソフトで加工すれば大きな差はなくなります。
夕日を浴びた赤っぽい光景でしたが、少しバランスを調整して、青空を強調しました。

何といっても10mmという画角が特殊なので、変わった写真にはなりますが、どれも似たようなものになってしまいます。


2005年9月11日(日)
チャーリーとチョコレート工場


ロアルド・ダール原作の児童書「チャーリーとチョコレート工場」の映画化です。
ダールは大好きな作家ですが、この本は読んだことがありませんでした。
でも本国英国では、ハリーポッター、指輪物語に次いで人気のある作品なんですね。

あらかじめの知識ゼロで見ました。
Mrs.COLKIDがジョニー・デップのファンなのでつき合わされたんです。
まったく期待していませんでしたが(笑)、唯一ダール原作というところには興味をひかれていました。
ダールはもと英国空軍パイロットという変わった経歴の持ち主で、たしか007のシナリオにも参加していました。
亡くなった時の記事が新聞に小さく載ったのを思い出します。

映画館は丸の内ピカデリー2、全席指定でお客の入りはまあまあ、ほぼ満席だったように思います。




結果から先に言うと、これはかなり面白い作品でした。
お金を払う価値のある作品でした。(実はお金はMrs.COLKIDが払ってくれた)

キャストが抜群にいい!
子役が全員素晴らしく、脇役であるその親の役者たちもかなりいけています。
ジョニー・デップは見事なほどのはまり役。
重鎮クリストファー・リーがそれに締りを加えています。

さらに凄かったのはウンパ・ルンパ族を演じたディープ・ロイの怪演で、無表情なまま歌って踊る強烈な場面は、声を失って見入ってしまいます(笑)
ウンパ・ルンパ族というのはチョコレート工場で働く小人たちなのですが、そのどぎついノリは、どこかビートたけしのあくの強いギャグを思わせます。
もともとティム・バートン自身が個性的な感性を持った人ですが、ブラックユーモアの天才ダールの気質と妙にマッチしており、さらにそれが見事なキャスティングと一体となって、作品全体を完成度の高いものとしています。

本来は子供のために書かれた作品ですが、ティム・バートンの演出には大人向けの皮肉な笑いが常に含まれており、子供と大人、どちらが見ても楽しめる作品になっています。
ところが一方で、まっとうな躾を施されていない、見るからに憎々しい子供たちの哀れな末路を、皮肉たっぷりに描いているので、ファミリーでいっしょに見たら案外笑えないかもしれません。

たとえば、大人たちが子供の傍若無人な態度を苦々しく思っているのに、それを面と向かって言えないでいると、ウンバ・ルンバ族の歌う歌詞のなかで、ストレートに言わせてしまう(笑)
原作ではストーリーを子供たちにわかりやすくするために、韻を踏んだ歌詞の中で物語を説明するような意味合いがあると思うのですが、映画の中で実際に描いてみると、ティム・バートンの意図もあるのか、ウンパ・ルンパ族たちに皮肉たっぷりに言いたい放題のことを歌わせて、それを聞きながら主人公のジョニー・デップがほくそえむという痛烈な場面になっています。
ダールの作品であることを考えると、案外こちらの解釈の方が正しいのかもしれません。

原作を読んでみると(本屋で立ち読みしたのですが・笑)、この作品が原作に非常に忠実に作られていることがわかります。
しかし映像化にあたって必要と思われるエピソードをいくつか付け足しており、それが「家族愛」という重要なテーマを明確にするのに役立っており、たいへん妥当なシナリオだと思いました。

Mrs.COLKIDの感想
「ウンパ・ルンパ族を演じた人がさぞや大変だったろうと思う。たったひとりであれだけの人数を演じたのだから、様々な演技を何度も何度も繰り返したはず」