2004年 6月20日(日)
思い出の夜の音

しばらく根を詰めて仕事をしていたら、ここにきてどっと疲れが出てきて、昨晩急に背中から首にかけてまるで棒が入っているような強烈な凝りに襲われました。
それに伴いガンガンと強い頭痛もしてきました。

昨日は苦しみながら寝ましたが、今朝になっても症状は改善されず、居間のソファーでぶっ倒れていました。
やはり歳なのでしょうか・・・

ところが先程Mrs.COLKIDがマツキヨで3,000円もする肩こりの飲み薬を買ってきてくれました。
「これで効かなきゃ云々・・」と書かれていたそうです。
その薬とバファリンを飲んでしばらく寝ていたら、今度は嘘のように改善、凝りも頭痛もあったのを忘れてしまうほど見事に消え去ってしまいました。
まるで憑き物が落ちたようです。

さすが高いだけのことはあると感心しましたが、ここまで効くとちょっと怖いですね。




  


例によってカタログシリーズです。

これは僕が高校生の頃に発売されていたケンウッドのL−08Mというパワーアンプです。
今見ても画期的なデザインですね。
ボディ全体がアルミダイキャストとプラスチックという非磁性体で作られています。
これを見ると当時の日本のオーディオ界が、のびのびと物作りをしていたのが伝わってきます。

このL-08Mというモノラルパワーアンプは、買hライブというスピーカーの入力端子から帰還をかけるトリオ自慢の回路を搭載していました。
またL-08PSという専用強化電源トランスを後から何台か追加することが可能でした。

僕はこのアンプを大学生の時に買いました。
L-08PSは左右に1台ずつ追加していました。
ところがこの強化電源を接続したら、たちまち音が出なくなってしまいました。
トリオのサービスの人に来てもらい調べてもらったら、何と製造ミスで配線が間違っているのが原因でした(笑)

肝心の買hライブは効果がはっきりとわからなくて、たまにスイッチがオフになっていてもまったく気付きませんでした(笑)

L-08M+PSは力感のある太い音のパワーアンプでしたが、今にして思うと、少しソフトな音色であったという印象が残っています。




これはイギリスのKEFの103.2という小型スピーカーです。
当時知る人ぞ知る実力のあるスピーカーで、KEFとしても歴史上名機として位置づけているようです。

どうも僕はベクストレンやポリプロピレンといったヨーロッパが好んで使う素材の音色が好きなようで、それに木目のエンクロージャーの組み合わせを見ると、つい欲しくなってしまいます。
この頃も103.2をはじめ、この手のサブシステムクラスのスピーカーを数台持っていました。

僕は昔からアメリカよりヨーリッパの方が自分の生活に関連が深いのですが、こういう製品の音色は、欧州の街や人の香りがするのかもしれません。

103.2は、独特のすっきりとしたタイトな音のスピーカーで、特に女性ヴォーカルではっとするような抜群の相性を示すことがありました。

木目のつき板は箱の裏面にも施されており、早くも3次元空間に配置することが考えられていたように思われます。



なぜこのような関連性の低いふたつのオーディオ製品のカタログを取り上げたかというと、実はこのアンプとスピーカーの組み合わせが、実に印象深いものとして心に残っているからなのです。

学校を卒業して数年後、僕は就職先の会社でなかなかのオーディオマニアの方と知り合いました。
その方を家に招いて二人で飲み明かした夜、僕は何気なくKEF103.2を机の上にポンと置き、床に置いてあったL-08Mに繋ぎました。
そしてたまたまそこにあった越路吹雪のCDをかけました。

オーデォ談義に花が咲き、それはそれは楽しい、お酒の美味しい夜でした。
熱い話は夜明けまで続きましたが、その時ずっとBGMとして小さな音で鳴っていた越路吹雪の歌が、抜群の音だったのです。
その方も同じように感じていたようで、「それにしてもこのスピーカー、なんでこんなに音がいいの?」と不思議そうに言ったのを覚えています。
ほろ酔い気分であったとはいえ、音を良いと感じる瞬間は、案外共通しているものだなと思いました。

その楽しい夜に聞いた音がどうしても忘れられなくて、実は僕は今でもこのアンプとスピーカーを手元に取ってあります。
つまり僕の部屋に両方とも置いてあるんです。
それだったら本物の写真を載せればいいではないかと言われそうですが、奥から出してきて撮影するのが面倒くさくて、カタログの写真を載せた次第です(笑)

2004年 6月15日(火)
奥日光の夜

現地から掲示板に書き込みしたのでご存知の方も多いかもしれませんが、土曜の夜、奥日光の中禅寺湖に出かけました。

なぜ急に出かけたかというと、今年の正月休みを中善寺金谷ホテルで過ごした時、そこで買った1万円の福袋に2名分の宿泊券が入っていて、それの有効期限が迫っていたからなんです。
まともに泊まったら数万円かかるので、これはほとんどただ同然の大バーゲンで、この福袋は他のお客さんにもかなり好評のようでした。


ところが仕事が忙しくてなかなか行く機会が持てません。
土曜日も仕事が夜9時頃までかかってしまい、それから夕食も取らずにエミールで東北道をすっ飛ばして日光へと向かいました。

雨の中高速を降りていろは坂を通り、ホテルに到着したのが夜10時半でした。
さすがにこんな時間に奥日光まで行こうという人はいませんね。道はガラガラでした。
特にいろは坂は誰も走っていませんでしたが、あそこは夜走ると実に薄気味悪いところですね。
何か出そうな不穏な雰囲気に、これはやばいと思って慎重に車をコントロールしながら走りました。
(実は以前同じような雨の日にここでハーフスピンをやらかしました)

ホテルに到着すると露天風呂が夜11時までだというので、すぐに浴衣に着替えてお風呂に直行。
土砂降りの中で露天風呂に浸かるという滅多にない不思議な体験をしました。
体はお湯の中なのに顔だけ冷たい水を浴びており、強い雨のために目を開いていられないという、何ともおかしな状況です(笑)

その後部屋でビールを飲みながらノートパソコンをいじっていました。
お腹が空いて仕方がなかったのですが、コンビニさえ無いこのような奥地では、もはや夕食を取ることもままならず、仕方なくおつまみのピーナッツやクルミなんかをポリポリ食べてしのぎました。

何のために来たのかわかりませんね(笑)
ただ寝るために来たようなものです。


翌日は下の日光金谷ホテルでのんびりと昼食をとってから帰宅しました。
メインのレストランの味が以前と変わっているように感じられました。

最近は那須あたりだと味の良いお店が増えているのですが、それに比べると日光の街は垢抜けないお店が多くいまひとつですね。
東照宮の観光がメインなので、客層が年寄りか修学旅行の子供中心になるからかもしれませんが、外国からのお客さんも多いのだから、もう一工夫してもいいような気がします。

ところでお正月の福袋ですが、実はもうひとつ買ったので、宿泊券があと一組あるんです。
近いうちにまた行かないと・・・(笑)


2004年 6月14日(月)
おニュー


会社で新しいパソコンを導入しました。
DELLのプレシジョン450・ワークステーションです。
横置きシャーシがなかなか精悍なモデルです。
巨大な画像データを扱う必要が生じて、今まで使っていたパソコンでは時間がかかって仕事にならないことがわかったので、少し性能の良いものを購入しました。

スペックは、CPUがインテルXeonの3.0GHz×2個のデュアルCPU、メモリは4GBです。
ご覧の通りモニタは20インチTFT液晶を2台横並びのデュアルモニタにしました。

例えば左のモニタに元画像を表示しておいて、右のモニタで画像を加工すれば、常に比較しながら作業を進めることができます。人間の目は記憶色に騙されやすいので、これは意外に便利です。
また左にphotoshopのツールボックスをすべて移動してしまい、右の画面いっぱいに画像を表示しながら作業することもできます。
マウスを動かすと、ポインタがスーッと途切れることなく隣の画面に移動していくので、なかなか面白いですよ(笑)

2004年 6月6日(日)
デイ・アフター・トゥモロー

「デイ・アフター・トゥモロー」を見に行きました。

朝一番の回に行こうかと思ったのですが、例によってもうすぐ映画が始まってしまうことに気付き、大慌てで家を飛び出しました。
ところが到着してみると映画館はガラガラ。
あれだけ宣伝しているのにこんなにお客が入らないものか、と思っていたのですが、どうも放映開始の時間を30分ほど間違ったみたいで(笑)、その後ボチボチとお客さんが入ってきました。

それでも小さな映画館なので40人くらいしか集まりません。
早朝割引で入場料は1500円・・・これで成り立つんでしょうか??


映画はご存知ローランド・エメリッヒ監督のパニックものです。
ローランド・エメリッヒというと何といっても「インデペンデンス・デイ」ですね。

「インデペンデンス・デイ」は、どこまで本気で作っているのかわからない映画でした。
特に大統領が演説を始めるあたりでその「?」がはっきりし始め、エメリッヒがドイツ人であることもあり、これはもしかしたらアメリカ人の単細胞ぶりを嘲笑している映画なのではないか?という疑問を多くの人が感じたであろうと思います。

今回の「デイ・アフター・トゥモロー」は、似たような大掛かりなCGを使った「人類破滅もの」なのですが、根本的な部分が「インデペンデンス・ディ」とは異なります。
この映画では突然気が狂ったように天候の大異変を起こす地球を前に、人類はなす術を持たず、ただ右往左往するだけなのです。
大自然の変化に翻弄されるだけ・・・だから映画のストーリーとしてみたら、それほど面白いものではありません。

もともと西欧文化は「自然を科学で制覇する」ことを理想としており、人類が生活の程度を落すことで自然と共存するという発想が希薄なのだそうです。
宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」が、アジアで受けたにも拘らず、西欧人に理解できなかったのは、そういう理由があるのだと読んだことがあります。

そう考えると「デイ・アフター・トゥモロー」のように、人類科学が引き起こしたと思われる地球温暖化のつけとして、これほどの大惨事が引き起こされ、それに対し人類は何も対抗出来ない・・・というストーリーは、西欧文化に鐘を鳴らす意味合いを持っているかにも思われます。
また地球温暖化にからんで、見るものにリアリティのある恐怖感を初めて与えた功績もあるかもしれません。

それとやはり見所はCGでしょうね。その二つがすべて、の映画でした。

主演のデニス・クエイドはこういう役が合っていますね。
息子を助けに命がけで出かけるわけですが、実は行かなくても事態はそれほど変わらなかったのではないか?というシナリオ上の疑問が残ります。
主演の一家が僕好みの知的な一家である点は良かったです(笑)
それと使っているパソコンがDELLばかりでした。きっと協賛しているんでしょうね(笑)
最近DELLはこういう宣伝の仕方が多いです。

Mrs.COLKIDの評価
「上中下でいうと中くらいの映画。電車の中であれだけ宣伝しているのを見ると、おもしろくない映画ほどお金をかけて宣伝しているのではないかと思えてくる。例によって中国みたいな東京が出てきたのが、いい加減で嫌だった」