2004年 2月23日(月)
PDA

hp社のPDA(h2210)を買ったと前回書きました。

ほとんど衝動的に買ってしまったのです。
たまたま会社に来ていたお客さんが、手に小さいPDAを持って画面から入力しているのを見て、
「それはインターネットも見られるのですか?」
「ええ、もちろん、ほらこの通り」
「あっ、いいですね。僕も明日買ってこよう」
という程度の非常に軽いノリで秋葉原に買いに行ってしまったのです。

ところがこのPDAというアイテム、本気になって使おうとすると、なかなか奥が深くて、気軽に購入しても簡単には使いこなせないことがわかってきました。
当初は、あの小さくて軽い箱をいつでも持ち歩いて、好きなときに好きなところでインターネットに接続できるといいな・・という程度の考えだったのですが・・・


PDAを知らない方のために、それが何であるか簡単に書いておきましょう。

PDAとはパーソナル・デジタル・アシスタンスの略で、簡単に言えば電子手帳が発展したものです。
携帯電話では物足りない、かと言ってノートパソコンを持ち歩くのは大袈裟だし、だいいち重い。
その二つのちょうど中間に位置するのがPDAであり、そう考えてみるとまさに世間が待ち望んでいたもののように思えてきます。
PDAは機能的にはパソコンとほぼ同等のことができます。ただしものが小さいので、性能には限界があり、すべての面でパソコンより大幅に劣っている感じですね。

ではそのPDAを使って一体何ができるのか?
PDAには親になるメインのパソコンが必要で、PDAはあくまでその補助をするもの、という位置付けにあります。

例えばhpの製品で言えば、充電するクレードルという台の上にPDAを乗せると、USB接続で自動的にメインのパソコンとデータのやり取りをはじめます。自分の必要なデータをパソコンからPDAに移し、そのまま持ち出して外出先で閲覧や加工ができるのです。

プログラムやデータを読み込ませることで、PDAはデジカメやゲーム機、辞書、ウォークマン、メモ帳、電子ブック、バーコードリーダー、赤外線リモコン、住所録、ワープロ、GPS、スケジューラー・・・といろいろなものに早変わりします。新しいプログラムはCD−Rなどから親のパソコンが読み取り、USBを通してPDAにロードされるわけです。
PHSや無線LANをつなげば、PDA単体でインターネット接続が可能であり、メールの送受信も出来ます。

・・・とここまで読んで気付かれたと思いますが、これらはほとんど「携帯電話でこと足りる」ことなのです(苦笑)

携帯電話の機能が日々どんどん進化しているために、PDAの立場はかなり危うくなっているように思われます。
PDAが携帯に勝っているところはどこか?と考えてみると、画面が少し大きいということと、扱うデータ量が多いこと、パソコンとリンクできることくらいであり、機能面では最新の携帯にむしろ負けているような気さえします。

実は当初、デルのPDAが欲しかったのですが、本国ではとっくに発売していて、モデルチェンジまでしているのに、日本で発売する予定がないようなのです。
もしかしたらメール機能などが異常発達した日本の携帯電話事情を見て、PDAの入り込む余地がないと判断したのではないか?と疑ってしまいます。

結局PDAは非常に中途半端な存在だと言えます。
僕はPDAについて勉強を始めたばかりですが、最初に感じたのは、携帯がもう少し進化したらPDAは存在価値を失って消えてしまうのではないか?ということでした(笑)
小さい入力キーを楊枝のようなペンで押す作業は、僕の歳だと思いの外疲労感が大きくて、これだけの労力に対して、僕はこの機械からどれだけの恩恵を受けられるのか?と考えてしまいます(笑)

PDAの立場を微妙にしている理由のひとつが、当たり前ではありますが、バッテリー駆動という不安定な駆動方式であることです。
hpに電話して聞いてみたら、「PDAはあくまでパソコンの補助の機械である」ということを強調していました。理由はどうもバッテリーが切れて大切なデータを失ってしまい、責任を取らされるのが怖いからのようです。
つまりバッテリーが切れてしまったら何の役にも立たないただの箱になってしまうわけで、もともと主役を演じる立場にはないのです。これは近い将来燃料電池が一般化して電源が何ヶ月も持つようになったら解決することではありますが・・・

ではそんな現在のPDAをもっとも有効に使えるのは、一体どういう人でしょう?
それはパソコンへの依存度が高くて、過密なスケジュールを機械で管理している「エリートビジネスマン」かもしれません。
実際、ちょっとしたデータベースを手軽に持ち運べるPDAは、企業にとっては好都合な面があり、重くて高いノートの替わりに営業員全員にPDAを持たせるという事例が増えているようです。

企業ではなく個人でPDAを好んで使っている人は、単純にメカが好きな人である可能性がありますね(笑) 効率の良し悪しではなくて、ただ面白いという理由で使っている。
僕も日々PDAを使っていて、「やっぱりこれはダメだ」と思ったり、「いや、意外に使えるぞ」と思ったりを繰り返しています。
なんでも使いこなすのに半年くらいかかるという話ですので、もう少し挑戦してみようと思っています。
で、今回書いた意見が変化するようでしたら、またご報告いたします(笑)

2004年 2月15日(日)
王の帰還

話題の「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」を見に行きました。
大変な人気で、あらかじめ指定席を買おうと思ったら、もう夜遅くの回しか残っていませんでした。

夜の回の映画を見ると1日が有効に使えなくて嫌だと奥さんが言うので、仕方なく朝7時半からの早い回を見に行くことにしました。
日曜だと言うのに朝6時に起きて銀座まで出かけたのです。ところが、これが甘かった!
早朝にもかかわらず長蛇の列で、入館するのにも係員が整理しなければならない有様です。
丸の内ピカデリー1は約800人収容できるのですが、朝7時頃到着した時点で既に500人は並んでいました。

当然良い席は取れず、前の方の端っこになってしまいました。
ただでさえスクリーンが巨大な映画館なのに、それを間近で見るはめになり、画面が一度に視野に入りきるぎりぎりの大きさになってしまいます。
しかも斜めの位置から見るために首が痛くなりそうです。

ところが実際には、映画館が新しくて椅子が大きく、その配置にも余裕があるためか、前の人の頭が邪魔になるようなことがまったくなく、非常に快適に鑑賞することが出来ました。
こういう映画はやはり大きなスクリーンの映画館で見たいですね。
自慢のJBLのシアターサウンドも強烈で、鼻血が出そうでした(笑)

映画館には僕たちの後にもどんどんお客が入ってきて、振り返ると後ろの方には立ち見の人がずらり。
次の回を待つ人はもっと大勢並んだようで、これは最近にない大ヒットですね。




映画に関してはネタバレになるのであまり詳しくは書きませんが、これだけお金がかかっている映画はそれだけで見る価値が十分にあります。

最初から最後までCG三昧の映画ですが、3作を通じてCGの技術水準が一定で、統一感があるのがいいですね。
何千人だろうが何万人だろうが、ことによると何億人の人が動く場面だって、CGを使えば簡単にできちゃうよ、という感じです。地平線の彼方まで人で埋め尽くされるシーンが何度も出てきます。
またどんなアングルからの撮影でも思いのままで、しかもカメラの位置を盛大に動かしまくるので、昔の人が見たらきっと目が回ってしまうことでしょう。
今の映画はこのくらい当たり前だということでしょうね。

このシリーズはどの作品も予想外におもしろいのですが、今回もとても「いい場面」がいくつかありました。のろしをあげるシーンなんかは本当に素晴らしかった。
ただ全体的に「戦いに次ぐ戦い」という印象が強すぎて、あまり深みのある部分を感じさせませんでした。
特に今回はスクリーンのすぐそばで見たこともあってか、朝から晩まで戦っている忙しい人たちの話を見せられたような気分になりました(笑)

また3作を通してストーリーの細部が頭に残りにくい傾向を僕は感じました。
見てしばらく経つと内容を忘れてしまう。
忘れてしまうけれどベーシックな部分が非常に単純なので、続きを見る時にそれほど困らない(笑)

僕は名優クリストファー・リーが元気なうちに3部作が完結できて良かったと思っていたのですが、今回は何とクリストファー・リー(サルマン)の出番がないんです。
そんな馬鹿な!かなり重要な役だったはずなのに出ていないなんて・・・もしかして何か健康上の問題があったのだろうか?と思いましたが、どうも映画が長くなりすぎるので監督が泣く泣くカットしたみたいですね。
それでなくても上映時間が3時間23分という長い作品です。
で、その3時間のあいだ、戦って戦って、とにかく戦いまくる、そういう映画です。

奥さんの評価:
「最近になく原作に忠実な映画だった。オーランド・ブルーム(レゴラス)は、大根役者と悪評だけど、こういうセリフのない映画では、むしろ際立ってよく見える。それからイライジャ・ウッド(フロド)は首が太くて変」

僕の思ったこと:
「主演のイライジャ・ウッドは顔色が悪くて目も大きくて病的な感じがする。普通の人間の役は出来るのだろうか?」



帰りは銀座から秋葉原までウォーキングしてみました。
このコースは景色が変化に富んでいておもしろく、距離も程よくてなかなか良かったです。
コーヒーショップがやたら多いのが特徴ですね。
街の光景がだんだん雑然としてくると、そろそろ秋葉原が近いです(笑)

秋葉原でhpのh2210というPDAを購入しました。
これを上手く使いこなせば、いつでもどこでもインターネットができる・・はずです(笑)
しばらく使ってみたらレポートします。今はまだ箱を開けてもいないので・・・


2004年 2月13日(金)
チ・ヨ・コ・レ・イ・ト

今日、ある女性からチョコレートをいただきました。

ウーン、僕ちゃんの好みを知りつくしている・・・


2004年 2月2日(月)
国土情報ウェブマッピングシステム

よっちさんのところで「国土情報ウェブマッピングシステム」というのが話題になっていました。
これは国土交通省がネット上で公開している情報なのですが、その中に昭和49年から平成2年にかけて、日本全土を上空から撮影した航空写真の映像を閲覧できる仕組みがあります。

これが実におもしろいもので、昨日から夢中になって見ています。
新しいもので撮影時期が「平成のはじめ頃」という今となっては古いデータなので、必然的に「懐かしの写真」になってしまうのです。

データはブローニーのポジをスキャンしたものなのですが、これの高解像度版をパソコンに保存して、photoshopなどで拡大してみると、1件1件の家の屋根をかなり明確に見ることが出来ます。
自分の住んでいる家や実家の周辺を検索してみると、昭和49年や平成元年に撮影された航空写真のデータが出てきます。
昭和49年というと僕は小学校卒業の頃ですから、これはもう懐かしの写真以外の何ものでもありません。
あのころ飼っていた犬が庭に写っていないかと目を凝らしてみたり(さすがにそこまでの解像度はありませんでしたが)、今になって「あの道の先はこうなっていたのか」と意外な事実に気付いたり・・・

とてもおもしろいので、皆さんもぜひ検索してみてください。

国土情報ウェブマッピングシステム

個人的には欲を言えばあと10年古いデータも見てみたかったです。
参考までに新宿の写真をふたつ載せておきます。昭和49年のデータと平成元年のデータです。


新宿(昭和49年)「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」

新宿(平成元年)「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」

2004年 2月1日(日)
白鳥の池

先月日記に書いた白鳥の池ですが、知人の「白鳥撮影マニア」の方から、その池で撮影した写真を何枚かお借りしました。
今月の日記はその写真の紹介から始めましょう。

撮影に使用した機材は以下の通りです。

ボディ: ニコン D1X
レンズ: AFS-400MM2.8 他
三脚: ザハトラー シネ2000L
フルーイド・ヘッド ザハトラー 18プラス

三脚のザハトラーというのはドイツ製の映画撮影用機器で、ひとつの脚が2本で構成されているので、むしろ六脚と呼ぶべきかもしれません。
白鳥の撮影は市販の写真用三脚では無理で、試行錯誤の結果、映画撮影用のこの製品に落ち着いたそうです。

それではどうぞ。
とてもあの時のすれた白鳥とは思えないですよ(笑)