現代のホルスター・メーカーA
☆ 早撃ち用リグ・現代ホルスター ☆
2.早撃ち用リグ
ギャルコ製のウエスタン・ホルスター。奥の茶色いのは「ボブ・マンデン・シグネイチャー・ライン・スピード・リグ」。デザインはアンダーソンの物に近い。特注でバックルとレターをスターリング・シルバーにしてもらった。。手前は「アリゾナ・レンジャー」。古いS.C.ギャラップのホルスターのレプリカだが、今風のデザインがかなり入っている。
ギャルコ製の「SS2」ショルダー・ホルスター。写真はベレッタ92F用。
カービングを施したアルフォンソーのA2。早撃ち用のリグとしてはかなりポピュラーである。
SAA用のビアンキ#1L。以前は、ホルスター全体が真っ黒の#1というモデルもあった。
 
ホルスター前部が大きくえぐれているビアンキ#81。銃のグリップをつかんで親指でホックをはずせばすばやく抜く事が出来る。いまだに早く抜く事にこだわっているのだ。
アルフォンソーズ

 御三家のひとり、アルフォンソー・ピネダ亡き後、息子のオマール・ピネダ氏によって引き継がれた革製品のメーカー。往年を偲ばせる早撃ち用ガンベルトが手に入る、貴重なメーカーだ。
 ラインナップは豊富で、カウボーイ・シューティング用のオールド・タイプのホルスターも作っている。
 安定したカービングの技術を持ち、バックグラウンドを黒く染めた、凄みのあるリグを作ってくれる。

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ビアンキ・インターナショナル

 ビアンキは、言わずと知れた現代ホルスター最大のメーカーだが、過去に何度かオーセンティックなウエスタンのホルスターを作っている。かつて社内にホルスターの歴史博物館を持っていた事を見ても、ジョン・ビアンキ氏自身が、ウエスタンに並々ならぬ情熱を持っていることは明白。しかし、それらのオーセンティックなリグには、どうしてもビアンキ流の現代的な演出がなされている。
 使用されている革は、なかなか品質が高く、長く使っても型崩れしない、しっかりした製品が多い。
 また革以外に、ナイロン製のホルスターにも力を入れており、ナイロン製品で有名なグレゴリー社と提携して、技術的な向上を果たしている。私の愛用していたビアンキ製のナイロン・バッグも、まったく同じデザインの物がグレゴリー・ブランドからも出ている。

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ギャルコ インターナショナル

 ギャルコは後発のメーカーだが、たちまちの内にビアンキと肩を並べるまでになった。
 ギャルコで驚かされるのは、カタログの凝りようだ。全てのページにコーティングされた上質の紙を使い、1ページ毎に映画の1シーンを思わせるような、プロのモデルを使った凝りに凝った写真を載せている。
  またウエスタン・ホルスターにも専用の上質のカタログを用意し、その中で、早撃ちで有名なボブ・マンデン氏の設計したリグも載せている。 ボブ・マンデン氏は、過去に様々なメーカーと手を組んでおり、ギャルコの前はディビス・レザーがボブ・マンデン・リグを作っていた。
 これらのウエスタン・リグを注文するときは、ギャルコ本社からサイズ測定用のメジャーリング・リグが送られてきて、それで自分のサイズを測定した後、契約書にサインする必要がある。(そのメジャーリング・リグをアリゾナに送り返すのにかなり費用を必要とする。)ただし、日本で売られている物は、この工程を省き、一般的に売れるサイズをまとめて作ってもらったものであろう。
  あまり知られていないが、本国に注文すると、高価ではあるが、スターリング・シルバー製のキャスト・バックルや名前入れ等にも応じてくれる。
 ギャルコ製のウエスタン・ホルスターは、ビアンキと同じように、デザインに現代的な味付けがなされており、耐久性を考えてか、固めの革を使って作られたものが多い。一方で通常の現代的ホルスターは、やわらかめに仕上げられているような気がする。
  ギャルコはカスタマー・サービスがしっかりしているのも特長で、インボイス等の書類もかっちりと作ってくれる。私はギャルコのベルトを長年愛用しているが、意外に型崩れが無いので感心している。

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