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COLKID使用機器に関する解説−2
〇ニア・フィールド・システム

机に座った状態で気楽に聞けるように、目の前の棚に並べたCD専用のシンプルなシステム。
スピーカーが小さくて低音域が出ないので、夜遅く聞くときに都合がいい。

 
CDプレイヤー: フィデリックス ビクターXL−V1改造モデル
 フィデリックスのアンプは、一部に根強いファンを持つ。フィデリックスは、CDのハイエンドを擬似的に伸ばすアダプターを出して、かなりの台数をさばいているらしい。その回路を、ビクターのCDプレイヤーXL−V1の内部に取りこんで、単体のフィデリックス製プレイヤーとして売り出した異色の製品。
 例によってワイド・レンジ派の僕の好みに合った製品だ。
 高音域は使うスピーカーに応じて、何段階かにロジックを切りかえられるようになっている。当然高音大好きの僕としては、高音量が最強になる位置を選んでいる。
 音は、もともとのCDプレイヤーのクオリティが程々なので、SCD−1なんかと比べると、明らかに格下である。具体的には少し覇気の無い音になる。ボーカルがくたびれて歳をとったような感じ。少し暗い印象がある。
 一度発振した事があり、フィデリックスに修理してもらった。
ヘッドホン: スタックスSRM−T1+SR−Λ
 スタックスのコンデンサー型ヘッドフォンの音は大好きだった。
 それで、20歳になった時に記念に1台買った(SR−Λプロ)。さらに30歳になった時に、真空管式のヘッドフォン・アンプとセットになった、この機種を買った。
 当然40歳になったら、また次を・・・と考えていたら、肝心のスタックスが潰れてしまった。現在は再開しているが、何となく買う意欲をそがれてしまった。
 音はスタックス独自の繊細感に、管球式のやわらかさを加えたもの。真空管に通電して温めるスタンバイのスイッチがある。音に不満はない。


平成13年12月現在
スタックスのヘッドフォン(正式にはイヤー・スピーカーと言うのだそうだ)を取り外し、メイン・システムのソニーSCD−1に直接取りつけてしまった。
音はすばらしいの一語。しなやかかつ、レンジも十分広い。
○サブ・システム

我家の居間に置いてあるシステム。
多くはメイン・システムからお役ごめんになった物ばかり。
現在は主に奥さんが使っている。一人のときにアート・ペッパーなんかを聞くらしい。
僕もたまにエアロ・バイクしながら聞いたりする。
居間は僕の部屋よりずっと広いので、リスニング・ルームの条件は、こちらの方がいいかも。


CDプレイヤー: ソニー CDP−X7ESD
 ソニーのCDプレイヤーは、「作り慣れている」感じがする。特にこの頃の中堅機種は、音質よりも、プレイヤーの作動の安定性に見るべきものがある。X7の前身のモデル(557だった?)も使っていたが、X7に買い替えた時、音にそれほど大きな違いはなかったような気がする。
 長岡鉄男氏が、きわめてデジタル的な音と評したように記憶しているが、いわゆるソニー・サウンドであり、僕はこの音を聞くと、コンデンサーか何かが熱を持ったときに発する特有の匂いを連想してしまうのだ、なぜか。
 特に思い入れのあるCDプレイヤーではないが、たしか中古に出そうと思ったら、あまりに二束三文の値段だったので、売らないで残しておいたのだと思う。
 現在は居間の片隅に置いてあって、奥さん用に活躍中だ。実際壊れないから不思議だ。
プリ・アンプ: テクニクス SU−1000MK2
 結婚したときに、奥さんがアナログ・ディスクを持っていると言うので、それなら彼女用にアナログが聞ける装置を組んでやろうと思い、部屋に散らばっている機材を集めてシステムを構築しようとした。ところがプリ・アンプだけ無いのがわかり、仕方ないので一番安いプリ・アンプを捜して買ったもの。プリを通さないと、アナログ・ディスクの再生はできないし、第一女性には使いにくいだろうと思ったのだ。
 音は価格相応で、中堅プリ・メイン・アンプの内蔵プリ程度だろう。バッテリー・ドライブで、使わないときは充電している。まるでトヨタのプリウスみたいだ。電源スイッチを切っても、充電中のランプが点灯するので気になる。

 ところで奥さんの持ってきたアナログ・ディスクは、TOTOのアルバム1枚だけだった。・・・高い投資だった?
パワー・アンプ: テクニクス SE−A100
 これも下取り価格があまりに安いので、売らないで取っておいたもの。たまたまテクニクス同士の組み合わせになったが、テクニクスに特に思い入れは無い。むしろ淡白で、あまり好みではないブランドだ。音そのものより、歪の低減に全力を尽くしているような印象がある。
 だが、SE−A100は電源部がかなりしっかりしており、ロジャースみたいな曲者のスピーカーもけっこう上手く鳴らす。また、ウーファー駆動用のアンプとしても、出色のものがあり、マルチ・アンプの低域用に特化して使っているケースもあると聞く。
 音は当時でも立体感に少し乏しい感じがした。解像度はほどほど。高級感のある巨大なメーター・パネルは、価格を考えると立派、大したものである。
スピーカー: ロジャース LS3/5A
 KEFのユニットを使用した、ロジャース製の小型BBCモニター。アンプによほどしっかりした物を持ってこないと、まともには鳴らない。しかし、うまく鳴った時は、ちょっと感心するような音が出るので、世界的に根強いファンが多い。
 特にボーカルが出色で、これがこの人の本当の声だと納得するような音である。さすがはモニター・スピーカーと唸る。
 アンプが良くなると、それに反応して、いくらでも良くなる感じがある。つい調子に乗って、FMアコースティックスなんかで鳴らしてみたこともあった。
 小さいので大入力には限度がある。ローエンドまで入っているソースを、大音量で再生したら、ウーファーのボイス・コイルの振幅が許容範囲を超えて、ガサゴソとぶつかる音が出た。
カセット・デッキ: エクセラ XK−009
 前にも書いたが、僕はほとんど録音しないので、基本的にデッキは使わない。このデッキは安売りしていたので買ったのだが、正直言うと、1回も使った記憶がない。だから音については書けない。テープを入れてみると、大げさな音を立ててくわえ込む、その程度しか知らない。
 カセット・デッキは、この他にポータブルのソニーTC−D5Mもある。そっちは昔生録に活躍した。ご存知の通り、今は生録なんか誰もしなくなってしまった。
ライン・トランス: マランツ DLT−1
 何の為にトランスをかますのかが良く分からない。高周波ノイズの成分を取り除いて、音を聞きやすくするのだろうか。いずれにしても、バンド・パス・フィルター以外の何者でもない。SACDには使わない方がいいだろう。
 実は、このライン・トランスは、オリジナルのDLT−1とは少し違う、ゴトウ総合音響がマランツに特注した高級バージョンである。安いCDプレイヤーも高級機に匹敵するほどの変化があると聞いて、本当だろうかと思い、試しに買ってみたのだ。
 結果的に我家のCDプレイヤーでは、そのような変化は認められなかった。ある特定の条件下では、劇的な変化があるのかもしれない。
 でもせっかく買ったのだから使わなければ損と思い、使っている。接点が増える分かえって音質的劣化につながっているかもしれない。
ADプレイヤー: ロクサン ラディウス 
 ロクサンのADプレイヤーの中では、買いやすい価格帯の製品である。なかなかの実力の持ち主と聞いて、サブで使おうかと思って買った。ベルト・ドライブの音が好きなこともあった。
 トーレンスのように強くフローティングするタイプではなく、むしろ大地に直に固定するタイプである。

 付属のアームは、単売もされている定評のあるものだが、極めて使いにくい。バランス・ウェイトが、目盛りも何も無い、棒に円柱が突き刺さっただけの物で、付属の簡単な針圧計で調整するのだが、ちょっと動かしただけで、針圧が大幅に変ってしまう。適当に動かしてみて、偶然適正の針圧になる可能性に頼るしかない。メカ・マニアをせせら笑うかのごときアームである。小さなメーカーの工業力の限界だろうか。特にアナログ・プレイヤーには、こういういい加減な要素が多いと思う。それでもCDより音が良かったりするから驚かされる。案外オーディオには、こういうアマチュア工作的な方が合っているのかもしれない。
 音は、マイクロとは正反対の引き締まったすっきりしたもの。CDのバランスに近い。ADプレイヤーの音も進化しているのだ。上級機に比べると、少し線が太い感じかもしれない。
 部屋を整理したら、ロクサンはメイン・システムに復帰させようかと思っている。その場合は、テクニクスのプレイヤー(SL−1200MK4)を持っているので、そちらを女房用に回そうかと思っている。しかし、またテクニクスか、とも思う。・・・そっちは、学術的理由からSP盤を聞く必要があり、78回転を再生可能な安いADプレイヤーを捜していて買ったものだ。

平成13年12月現在

ロクサンをサブ・システムからはずして、メインに昇格した。
マイクロとの一騎討ちでは、ロクサンの方がずっと現代的にこなれた音がする。
マイクロよりずっと音が軽いのだ。
情報量も決して負けていないように思う。
カートリッジ: オーディオ・テクニカ AT−OC30MC
 ロクサンを買った時に、適当なカートリッジをと思い、いっしょに買った。特にオーディオ・テクニカの音が好きなわけではない。テクニカの33シリーズは、ずいぶんあちこちで聞いたが、あまり好きな音ではない。何度聞いても同じ印象を持つので、多分そういう音なのだろうと思う。
 このAT−OC30MCも、可も不可も無い普通のMC型と言ったところか。
 情報量は多いが、アナログ用カートリッジは、どれもこんなものだろう。
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