最近買ったものレポート
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アコースティック・リヴァイヴ RR−7
 アコースティック・リヴァイヴは、ご存知の通り、ちょっと風変わりなオーディオ・アクセサリーを販売するメーカーである。怪しい雰囲気を漂わせた、いわゆるオカルト・グッズと呼ばれるアクセサリーが存在するが、アコースティック・リヴァイヴの製品も、オカルト・グッズと呼びたくなる物が多い。

 僕はアクセサリーというものがあまり好きではない。というのも、ご多分に漏れず、過去にオーディオ・ケーブルにかなりの投資をしたからだ。(つまり本当はかなり好き。) たしかにこういった周辺機器を取りかえるたびに、音の変化に一喜一憂するのは、オーディオの醍醐味のひとつではある。しかし、熱が冷めると、自分が躍らされていたみたいで、何だか不愉快な気分になる。
 今は、アクセサリーへの投資は程々にしておいて、まあまあのグッズをひとつ買って、それで満足するようにしている。その分の金額を、アンプやスピーカーに回した方がよっぽどいいと思うのだ。

 それがなぜオカルト・グッズの最右翼とも言えるRR−7を購入したかと言うと、それには訳があるのだ。

 知り合いから、ドイツの健康器具を輸入するという話を聞かされた。
 元来地球は、主に7.83Hzという低い周波数の電磁波を発生しているという。それはドイツの物理学者O.W.シューマン博士が1954年に発見した。ところが、電気器具が街に溢れ、たれ流しの電磁波が、地球本来の地磁気を乱している。朝起きた時に身体がだるくてやる気がおきなかったり、身体のどこかが慢性的に痛いのに原因がわからない、という現象は、この乱れた磁場が影響して引き起こしている可能性があると言う。それを、地球本来の地磁気を再現する事で、軽減させようというのがこの健康器具なのだそうだ。
 本当だろうか?とも思ってしまうが、なかなか本格的な機械で、強さや周波数が数段階に調整できて、症状に合わせて選択が可能になっている。局部的に使用するタイプと、全身をさらすシート・タイプが揃えられている。ドイツでは当たり前の器具なのだろうか。
 
 読んだ話では、RR−7も同じ原理に基づいて作られており、7.83Hzのパルスを発生することで、リスナーやオーディオ機器に良い影響を与え、音質的向上を図ろうというものである。部屋の中間的な高さに設置するのが、もっとも効果が高いという。そこで、本当に効くのかどうか試してみたくて一台購入したのだ。
 ところがRR−7に付属の解説書には、一切この原理の話には触れていない。ただ音が改善されると書いてあるだけだ。何だか怪しい雰囲気。本当に効果があるのだろうか。

 本体はプラスチック製で軽くて小さい。内部にはくるくると渦巻きがプリントされた基板が1枚。それを見た知人が、この程度の仕組みで、地磁気に対抗できるわけ無いという。とにかく電源を入れてみる。
 SACDを聞きながら、RR−7の電源をON・・・・
 ・・・・・・・・
 ぜんぜん変らない。何も起きないのだ。
 たしかにSACDの音は良い。でもそれは前から良かったのだ。

 RR−7をOFFにしてみて、再度電源ON。
 OFF・・・ON・・・OFF・・・ON・・・何度か繰り返してみる。差が感知できない。わずかに爽快感が向上しているような気もする。いや・・・気のせいか?今現在ONかOFFかどっちだと聞かれたら、ぜんぜん答えられない。いやいや、まだそう断定するのは早計だ。もう少し使ってみよう。

 そう思って数ヶ月使用してみたが、結局効果は確認できないでいる。
 インターネットで調べたら、評論家の斎藤氏の公演会場で使用してみたら、劇的な効果があり、あまりの変化に来場者が困惑の表情を見せたと書いてあった。使用する装置や環境によっては、そういう事もあるのかもしれない。
 もしかしたら電源から回り込んで、機器に影響を与えているのかもしれない、とも思った。
 ともあれ、もう少し使ってみるつもりではあるが・・・。